このたび、令和3年4月1日付で理事長に就任いたしました長嶋でございます。
急速な高齢化の進展、疾病構造の変化など、健康を取り巻く環境が大きく変化し、健康づくりに対するニーズも高度化、多様化しています。
このような中、令和2年3月に兵庫県内で初めて感染者が報告された新型コロナウイルス感染症が社会生活に大きな影響を与え、新しい生活様式として三密の回避や身体的距離の確保、働き方に関しても、在宅勤務やオンライン会議の導入など、従来からの転換が求められています。
このように社会経済活動に大きな制約が求められる一方、がん検診の受診の遅れが指摘されるなど、個々人の健康管理の重要性も呼びかけられています。
当財団は「県民の総合的な健康づくりのパートナー」を目指し、兵庫県や関係団体との緊密な連携のもと、
(1)「健康ひょうご21県民運動」の推進による県民の健康づくり実践活動の支援
(2)生活習慣病や結核、がんなど疾病を予防するための正しい知識の普及啓発
(3)健康診断・生活習慣等改善指導の実施と調査研究
を柱として各事業を積極的に展開し、公益財団法人としての事業の公益性と運営の透明性を確保しつつ、県民の健康福祉の推進に寄与するため、役職員一丸となって邁進する所存でございますので、一層のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
公益財団法人 兵庫県健康財団
理事長 長嶋 達也